ケータイからスマホになって失ったもの
多くの人がスマホを持つようになって、スマホ中毒になる人が増えた結果なのであろうが、「テキストサム損傷」になる人が多いようだ。
特定の指(多くの場合は小指のようであるが)に負担を掛け続けたことにより、
指が変形してしまうそうである。
幸いにも私は、まだそのような症状にはなっていないので、
スマホ中毒と言うわけでもなさそうである。
スマホは年々大型化し、片手で持つ際にも小指でスマホの下側を支えることによる負担のようである。また同様にスマホを長時間使用している人は、テキストネックにもなるようである。
実際のところ、私自身スマホを常時使用しているし、移動中やちょっとした時間で調べ物をすることができるので便利ではあるが、歩きながら使用している人や、車の運転をしながら使用している人、さらには自転車に乗りながら使用している人がいる所を見ると、どんだけ中毒なんだよとは思う。
さて、表題にもしているが、ケータイからスマホになっていい事もあるが、
逆に失ったものというのもあると私は考えている。それを以下に列挙したい。
(あくまでも私の主観であり、何かの統計を取ったという訳ではない)
- バッテリーの持ち時間(←明らかに短くなったと思う)
- 通信料金の増加によるお金の損失(←定額系のものもあるが、ケータイ時代よりも確実に料金プランは上がっている)
- 丈夫さ(←画面が大きくなったことにより、スマホの画面が割れている人はかなり多くなったと思う。特にiPhoneを使用している人は、「それでも使えるのかよ!」というレベルでも使用している人は多い)
- 睡眠時間の減少(←ケータイに比べて、ゲームなどをする人が増えたことで、睡眠時間が奪われているというのは実際あるだろう)
- ストラップ(←現在のスマホには、ほとんどストラップ用ホールがなく、それにも関わらず画面自体は大型化しているため、しっかり握ろうとしている人が増えていると思われる。それによって、テキストサム損傷を引き起こしていると考えてもよいだろう)
上記はパッと思いついたものを記載したのだが、逆にスマホになってよかった部分も多数あるだろう。(しかしここでは記載しない)
上記の中で私が端末メーカにお願いしたいことは、「ストラップの復活」「バッテリーの持ちの解消」「丈夫さの解消」である。
バッテリーについては、技術革新が必要となるため、すぐには実現できないかもしれない。
丈夫さについても、曲げられるディスプレイの採用など行なう必要はあるのかもしれない。
しかし、ストラップホールはすぐにでも復活できるのではないかと思う。
ストラップをつけることで、手首などに通し、その結果として落下による損傷や、特定の指に対する負荷の軽減に繋がることであろう。
確かに、ストラップホール付きのスマホケースというものも存在している。しかし、スマホケース自体の耐久性の問題もあり、あまり実用的ではないように思う。
やはり本体にストラップホールがある方が圧倒的に有用なのである。
海外ではケータイにもストラップホールがない場合が多いのであるが、
海外の場合はファッショナブルにケータイを持つというよりも、日用品扱いであるため、飾らないと考えてよいだろう。
ほんと、端末メーカーさん頼みますよ。ストラップホールの復活を真面目に考えてほしいな。