転職活動を行なう際の準備
転職活動を行なうための準備…
転職活動を行なおうとする場合には、スピード感が必要になる。
転職活動においては、最近では直接企業のＨＰから申し込みを行なうというよりは転職サイトや転職エージェントを使用することが多いだろう。
基本的に無料であるし（ＪＡＣなど一部有料なものも存在するが）、自分自身で探すには手間のかかる作業を行なってくれるからというのもある。
サイトやエージェントに登録するにあたり、もちろん今までの経歴などを記載しないといけないのであるが、ＩＴ土方をやっているとなかなかこれが難問だったりするのである。（大手SIerとは異なり、細かいプロジェクトをたくさんこなしている事も多いし、その全てを覚えているかと言われると、なかなか難しいからである）
資格類においても、ＩＴ系の場合には取得することが推奨されていたりして、取っていることも多いのであるが、それを一体いつ取ったのかについて、年月を思い出せないのである。取得はしたものの、資格で仕事をしている訳ではないので、取得した資格の名前は覚えていても、いつ取ったものなのかについて覚えていない。
さらには、資格の重要性がそこまでないということもあり、合格証書も取っていなかったりするのである。
かといって、年月を空欄で登録するわけにも行かないので、最終的にはおおよその年月を記載するのである。（持っている事は絶対なので、年月について差異があった場合には、誤記だったと言うしかないのであるが）
ＩＴ業界は人材の流動が激しい業界である。
それだからこそ、ＩＴ業界に属する人は転職する前に、
- 資格の一覧と取得年月の確認
- 参画したプロジェクトの概要
- 参画したプロジェクトにおける自分の役割
- 参画したプロジェクトの時期
については、転職活動を行なうか否かに関わらず、常に最新化したものを用意しておく事をお勧めしたい。
自己ＰＲなどは、サイトなどに登録する際に考えればよいが、
客観的な事実に属するものについては、準備できる時には準備しておきたいものである。
