うんじぃが思いつくままに綴る

特にこれは!と思う事を書き綴っていきます

自販機の缶ジュースと消費税

消費税が増税される前、缶ジュースは一缶100円が基本だった。
消費税3%が導入された際に110円となり、
消費税5%が導入された際に120円となり、
消費税8%が導入された際に130円となった。
本当ならば、100円をベースに考えると110円でも良いはずである。
にも関わらず、消費税増税時には10円ずつコッソリと値上げをし、利幅を大きくしている。
消費税が導入された時と比較しても、20%以上消費者物価が上がった商品というのは、中々見つからない。

8%になった際、家の近くのコカ・コーラ自販機には
  1. 一部商品の値上げをしない
  2. 一部商品の容量を増やす
  3. 新製品の開発を行なう
というような文言が記載されていた。
1円単位に値上げをする事ができないから10円単位で値上げするというのは、まず百歩譲って認めたとして、平均単価上昇率を3%に収める為に、1,2の事は良しとしよう。
しかし、3は値上げの理由として認められるものではない。消費税が上がらなければ新製品の開発を行わなかったのか!という事はない。単に値上げをする為のこじつけである。

仮に消費税がなかった時代からいきなり8%になったとしても、おそらくは130円ではなく、110円への値上げで止まっていただろう。正当な価格への転嫁だからだ。

また最近の自販機では電子マネー払いもできる。電車では切符とICカードで値段が異なる場合もあるように、10円単位で考えなければいけない時代はもう終焉を迎えている。

ジュースメーカー大手が値上げすれば、他社もそれに続く。
消費税を隠れ蓑にした談合そのものではないだろうか。