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墓じまいを考える

「墓じまい」

なかなか聞き慣れない言葉ではあるだろうが、遠くない将来にはよく聞く言葉になるだろう。
墓じまいとは簡単に言ってしまえば、先祖代々の墓を閉じて、墓を廃止する事である。
墓守をする子供が居なくなることで、無縁仏となってしまう墓を事前に永代供養墓に移したり、散骨する事を指している。
どのような事をするのかについては、以下のサイトを参照して貰いたい。


墓守の後継者がいない!お墓を処分する”墓じまい”とは? - NAVER まとめ

産まれてくる子供の数は年々減る一方であるが、亡くなる人は累積されていくため、墓だけは多く遺された状態となる。
墓があっても手入れされなければ朽ちていくのみであるし、死後も子供に迷惑は掛けられないからと生前に先祖代々の墓を閉じるという事も生じている。
 
実際、墓じまいを代行する業者も出てきているし多くの墓については墓じまいをする時期にあるのだと思う。
新しく亡くなられた方には申し訳ないかもしれないが、永代供養墓や合祀墓に納骨するか、散骨を基本として考えるべきだろう。
 
私の親自体は三男である為、傍系に属する形ではあり直接墓を引き継ぐ形ではないが、長男夫婦は離婚して子供は嫁側についていき、次男には息子がいるものの遠方にいるため、中々墓を見るという事が難しい。
三男ではあるが苗字の異字体を継承しているのが、三男である私の親しかなく、長男次男は新字体となっており、もう異字体に戻す事もできないので、私の親/私/私の子だけしか正統に漢字を引き継いでいない。
しかし私の予定では現在ある墓には長男に入ってもらって、そこで墓じまいをしようと思っている。両親の墓は作らずに、永代供養の夫婦墓に入れようと思っている。
私自身は散骨でイイかなと考えている。
子供に対して負の遺産を遺すという事は避けたいと思っている。
 
代々の先祖が居なければ、私という人間も誕生していない事もあり、敬う気持ちはある。
しかしそれを未来永劫の子々孫々にも同じように考えさせるというのには無理があるだろう。
 
全てのイキモノには必ず平等に死は訪れる。
死後、遺されたモノへ負担を残さないのが最低限のマナーかなと考えている。