うんじぃが思いつくままに綴る

特にこれは!と思う事を書き綴っていきます

高校生の学力と高卒認定試験の必須化

大学全入時代になって、早何年も経過しているが、それでもまだ専門学校や短大、四大が新設されたり、新しい学部を設けたりして受験生や入学者を確保しようとしている。
私立大学の半数以上は定員割れをおこしている状態であるという事は、言葉を変えて言えば、学校や学部さえ選ばなければ合格という結果はほぼ無条件に得ることができるのである。大学にはそれぞれ特色もあるだろうし、強みとしている分野を持っている大学というのも確かにあるだろう。
しかし、その専門性は定員割れを起こしているような大学において維持できるものなのだろうか?
定員割れが起きているという事は、必然的に授業料収入は減る。しかし、建物の維持費など削れない部分もあり、しわ寄せは授業料の値上げか、教授などに支払う報酬を削る事しかなくなっていくのである。
大学全入時代になって、大学生の中にも小学校低学年で学ぶような分数の計算すらできない人も多数存在する。
そんな学生でも四年間通えば(さらに言ってしまえば授業料さえ払えば)大学卒業したとして学士の称号が与えられる。
この状態が良いか?いや良いことなどない。
それならば会社は有能な高校生(もっと言えば中学生)を採用した方が有意義である。
せめて義務教育でない高校を卒業するにあたっては、高卒認定試験を通っている事を卒業の最低条件にするべきではないだろうか?
そうすれば明らかに学力の足りない学生が大学入学したりする事もなくなるであろうし、それによって明らかにレベルの低い学校は淘汰される事になり、そのような学校への補助金もなくなる。いい事尽くめだと思うのだが