うんじぃが思いつくままに綴る

特にこれは!と思う事を書き綴っていきます

鬱になる前に知っておきたかった事

鬱を発症してから、まもなく3年を迎える。
欝になった理由については、自分自身わかってはいるが、別の機会に記述する事にしたい。

鬱になってから今までずっと働いていないと言うことはなく、キチンと働いていたタイミングもあるので、ずっと憂鬱な状態で無為に過ごしてきたという訳ではない。

約3年前を思い出して見ると、それまで鬱を単に怠け病だと思っていた。悪く見ても、五月病みたいな一時的な怠けのように思っていたし、自分自身が鬱になるなんて考えた事もなかった。
正確には私の場合、自律神経失調症ではあるのだが、未だに薬を飲み続けていることからも寛解したとは言い難いものではある。

鬱は誰しもなる危険性を孕んでいる。
すでに発症してしまっている人については、焦らず治していきましょうとしか言葉はありません。
しかし発症する前であれば、以下の事に当てはまっていないか、ちょっと考えて見てほしい。
1.自分自身しか出来ない仕事があると思っていないか?
(会社は誰かが急に居なくなっても、動かなくなる訳ではありません。多少速度は落ちるかもしれませんが、動き続けます)
2.仕事の達成感を味わえる時があるか?
(常に否定され続けると、少しずつ精神が削られていきます)
3.仕事を抱え込み過ぎていないか?
(自分自身がやったほうが早く正確にできるかもしれない事も部下に思い切って任せる様にしないと永久に全ての事を自分自身でやるしかなくなります)
4.寝る時に仕事の事を考えたりしていないか?
(仕事中毒でアドレナリンが分泌されてますが、その仕事が終わった時に緊張の糸が切れます)
5.仕事とプライベートをキチンと割り切っているか?
(4.とよく似てますが、休日出勤や残業などをしてでも仕事をしないと!と思ったら仕事中毒です)
6.人のエネルギーも有限だと認識しているか?
(鬱は人間のガス欠です。ガス欠時にタンクを傾ければ、もう少し動けるかもしれません。しかしそれを使ったら、回復には長い時間を要します)

単なる怠け病の人も実際には多くいるとは思いますが、実際に罹患してしまったら長い闘病生活です。無理はしすぎないようにしましょう。会社や上司は守ってはくれないものです。