小選挙区比例代表並立制は必要か？

先日、衆議院議員総選挙が終わった。戦後最低の投票率という結果である。

小選挙区制だけだと、大政党有利で死に票が増えると言われているが、小選挙区制で落選した候補者が当選できる可能性を残す比例代表との重複立候補は如何なものかと思う。

比例代表では基本的に政党に対して投票するのであるが、小選挙区で落選した候補者はその選挙区民からNo!を突きつけられた人である。落選するのには当選した候補者よりも人脈や地脈、政策など劣る部分があったと考えるべきだろう。

そのような候補者が比例復活を果たすと言うのは何か違和感を覚える。

比例単独候補や小選挙区のみに立候補している候補者について多くを語るつもりはないが、せめて各党の党首は重複立候補は避け、有権者による直接的な意志を受け取るべきだろう。

重複立候補しかできないような候補者は恥ずべきものと感じて欲しいものである。