うんじぃが思いつくままに綴る

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月給と年俸のどちらを選ぶべきか

前職においては、課長クラス職についてから年俸制になっていた。

その後、鬱を発症し一般社員への降格を申し出た後も、そのまま(金額は違うが)年俸制が継続していた。

前職における日給月給者と年俸者の大きな違いは以下の通りである。

  • 年俸者はどれだけ残業をしても、残業代が支払われない。
    (みなし残業時間が含まれるという事もなく、残業をしようがしまいが、一定額)(実際には労働基準法違反である事は明白なのであるが)
  • 年俸者にはボーナスが支給されない。
  • 年俸者は、所定勤務時間/コアタイム/勤務場所についての制限を受けない
    (仕事さえ終われば、自宅やカフェで仕事をしてもよい)

日給月給者については、上記の条件と逆になる形である。

年俸者だからと言って、大きく給料が高いという訳ではない。
残業が多い日給月給者(一般職)の方が手取りが多くなる事も多々ある。
残業が少なければ、年俸者の方が手取りが多くなる事が多いが、
大抵の場合には、年俸者は忙しいプロジェクトに入れられる事が多い。

そう考えると、日給月給者の方が優遇されているようにも思えるのかもしれない。

しかし、私自身唯一利点を感じたのは、前職を退職した時である。

前職を退職する際に、それまで溜まりに溜まっていた有給を全て消化した(約3ヶ月有給を使った)のであるが、その際においても、決まった年俸が支払われた。
日給月給者においては、残業が全くないという状態になってしまうので、
手取り金額が減り、失業手当の金額にも影響が出るが、そのような変額も
適用されない状態であった。そのため、私の年齢で支給される最高金額が
失業手当金として支給されている。
普通に日給月給者であれば、3ヶ月も休んだ状態だと支払われた金額が減ったことになるので、最高金額に到達しなかった。

 

上記については、前職における日給月給者と年俸者の違いであり、
他の会社では、年俸者でもみなし残業時間を越えたら残業代が支払われたりする事もあるのだろうが、日給月給者から年俸者になる場合などにおいては、熟慮した方がよいであろう。