うんじぃが思いつくままに綴る

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証言台に立った時の思ひ出ポロポロ

かれこれ15年程前になるが、私自身地方裁判所の証言台に立った事がある。

近くのバーで置き引きに会い、その犯人が見つかった捕まったからである。
(キャッシュカードを全て止めていたので、そのキャッシュカードを使用してATMで現金を引き出そうとした際に御用となった。もちろん暗証番号は誕生日などにはしていないので、仮に止めていなかったとしても引き出される事はなかったと思うが)

証言台に立って証言した事で、一先ずその時は全て終わったが、まずそこに辿り着くまでの過程が長かった。
  1. 警察署に呼び出されて、面通しをさせられる。(直接顔を合わせるのではなく、10人位の正面と横写真を見せられて、置き引きにあった際に、見たことがある人を選ばされる)
  2. 警察署で被害届と調書作成の為に当時の状況を根掘り葉掘り聞かれる。(私も酔っていたので、思い出すのに一苦労だった)
  3. 警察署で厳罰を望むか否かの確認をさせされる。
  4. 地方検察庁で、再び経緯等について全て再度聞かれる。(店の構造やら座席の配置等まで聞かれ、裁判に出廷する可能性がある旨を伝えられる。
  5. 裁判所から特別送達と呼ばれる特殊な郵便に証人召喚状と記載された書類が入ったものが送られてくる。(指定した日時に無断で欠席した場合は、それによる損害賠償請求されますって書かれているというもの)
  6. 裁判当日の朝に再度検察に呼ばれて、最終確認をさせられる。
  7. 証言台に立って、検察/被告弁護人からの質問を受ける
と言う様な流れであった。
今は裁判員制度が始まり、裁判員になる人もいるだろうが、なかなか裁判所という所は独特な雰囲気である。

まぁ被告人席に座らされるような事はないようにしたい。

ちなみに刑事事件については、あくまで罪を罰するものであるので、現金を取り戻したいのであれば、別で民事裁判を起こさないと警察で言われて、意気消沈。
サイフなど残っているモノは判決確定してから返却されましたが、置き引きに合ってから半年ぐらいは戻ってこないので、カード類とか全て再発行済だったりしたのでありました。